CCNAの参考書を読み進めて、
あまりよく知らなかった内容や補足を書き記していきます。
第1回目は以下の3つのTipsです。
※各Tipsのエントリは今後の学習で適時増やしていきます。
Ethernet Tips
・MACアドレス先頭3byte(6文字)はOUI
(Organizationally Unique Identifier)と呼ばれる(いわゆるベンダーコード)
https://uic.jp/mac/あたりで調べられる。
・フレームヘッダは18byte(宛先MACアドレス(6)+送信元MACアドレス(6)+上位層タイプ(2)+FCS(4))
MTUは最大1500byteなのでフレーム長は最大1518byte
(PPPoEの場合は+8byteでフレーム長を最大1518byteで合わせるため、MTUが1492byteとなる)
!プリアンブルは含まれない!
・CAMテーブル = Cisco製品のMACアドレステーブル
※よくしらなかった…。
・一定時間経って(MACアドレステーブル上の)MACアドレス情報が消去される→MACアドレス エージング
※他メーカーでも使われる用語っぽい。
・NLP(Normal Link Pulse)
10BASE-Tのみ実装されている。FLPの前身的なパルス信号。
IPアドレス Tips
・CIDR表記 = プレフィックス長表記
・ナチュラルマスクなクラス
A:0~127.x.x.x/8 (1ビット目から0…)
B:128~191.x.x.x/16 (1ビット目から10…)
C:192~223.x.x.x/24 (1ビット目から110…)
D:224~239.x.x.x (1ビット目から1110…) ※Multicast用にて予約
E:240~255.x.x.x (1ビット目から1111…) ※謎定義
・プライベートIPアドレス帯はRFC1918にて定義されている。
・ローカルループバックアドレス帯
(127.0.0.1~127.255.255.255)はRFC1700にて定義されている。
・v4のリンクローカルアドレス
(169.254.0.0~169.254.255.255)はRFC3927にて定義され、アドレス帯はRFC6890にて定義されている。
※APIPA(Automatic Private IP Addressing)と呼ばれている(DHCPでIPアドレス付与されなかった時のアレ)
・「サブネット」の対義語は「スーパーネット」
・192.168.1.0/24で
192.168.1.0/27、192.168.1.32/27、192.168.1.64/27…など
分割したNWですべて同じサブネットマスク長を使うことをFLSM(Fixed Length Subnet Mask)と呼ぶ。
Cisco機器共通 Tips
・RS-232C≒D-Sub9Pin = DB-9
※厳密にはRS-232Cは通信規格
・USBコンソールポートで操作する際は専用ソフトが必要(USB Console Software)
・各メモリーの保存内容
場所 | 内容 |
RAM | running-config |
NVRAM | startup-config、コンフィギュレーションレジスタ |
ROM | ROMモニタ、Bootstrap、POST、MiniIOS ※最近の機種はMiniIOSないらしい |
フラッシュメモリ(CFとか) | IOS |
RAM系に書き換え可能なファイルが格納されてる感じ。
・(コマンド入力中に)?を押して<cr>が表示されれば実行可能。
・ホスト名を付与する際には以下の制限がある。
-63文字以下
-英字に始まり、英字または数字で終わる(記号で終わるのはダメくさい)
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なんか知ってて当然的なことも書いてるかもしれん…。