横浜539のブログ

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JUNOSの設定についてまとめてみたTips_01

ノートにまとめていた内容を公式ドキュメントと照らし合わせてまとめ直しました。
今回はログインする前までのTipsです。

起動時 Tips

・コンソール接続時のパラメーター

種別 設定値
ボーレート 9600
データ 8 bit
パリティ なし
停止ビット 1
フロー制御 なし


・BootシーケンスはPOST→Removable Media→Flash Drive→Hard Driveの順で読み込まれる。

Removable Media USBメモリやCFなど
・基本は空にしておく。
・OSアップデートの時ファイルを入れておく。
Flash Drive
(Primary Boot Media)
機器内部のフラッシュメモリ
・通常はここにJUNOSが搭載され読み込まれる。
Hard Drive
(Secondary Boot Media)
HDDやSSD
Flash Driveの読み込みが失敗したらここから読み込まれる。

Hard Driveでの読み込みが失敗した場合、Halt Boot Processとなり起動失敗となる。

FreeBSDベースなのでUNIX(≒Linux)ライクなディレクトリ構成となっている。
・覚えてた方がいいディレクト

ディレクトリ名 内容
/config Active Configurationと過去直近の3世代(機種による)分のConfigurationが格納されている。
Flash Driveにマウントされている。
/var/tmp 各デーモンのコアダンプが格納されている。
Hard Driveにマウントされている。
/var/db 過去47世代(機種による)分のConfigurationが格納されている。
Hard Driveにマウントされている。
/var/log 各種ログやデバッグ情報が格納される。
Hard Driveにマウントされている。
/var/home ユーザ別の保存情報が格納される。
/altroot request system snapshotコマンドにてバックアップされた情報が格納される。
Hard Driveがブートされる場合、このsnapshotが読み込まれる。

※Configuration周りは後のTipsで記載する予定です。

モード Tips

JUNOSの入力モードは3種類ある。

プロンプト モード 内容
% Shell モード mkdirやcatなどUNIX系コマンドが使える
> Operational モード showやpingなど確認系のコマンドが使える
# Configuration モード (setで)設定変更ができる


・Operational モードへ移行

root@host% cli
root@host> 
//exitコマンドでShellモードへ戻る
root@host> exit
root@host% 


・Configuration モードへ移行

root@host> configure
root@host#
//exitコマンドでOperationalモードへ戻る
root@host# exit
root@host>


参考URL
https://www.juniper.net/assets/jp/jp/local/pdf/others/junos_basic-operation.pdf
www.juniper.net