CentOS6.4を入れて運用していた自宅サーバー(ベアボーン)をリニューアルするため、Rocky Linuxを入れてみました。
仮想マシンにインストールしている人は多いけど、物理マシンにインストールしている人はあまりいないので、備忘も兼ねて記事にしました。
1.物理マシン構成
・ベアボーン:SH67H3
・CPU:Pentium G2020T
・メモリ:4GB(2GB×2)
8年前に組んだマシンです。古いですね。2021年のOSは動くかなあ。
2.インストール準備
2-1.RAID1の構築
HDD2つあるのでRAID1を組みます。BIOSの「SATA Mode Selection」のモードを「RAID」にします。
その後、再起動させてBIOS表示中にCtrl+Iを押下してRAID設定に移行しRAID1を組みます。詳しい説明は割愛。
2-2.OSイメージのダウンロード
Rocky LinuxのサイトよりOSイメージ(iso)をダウンロードします。バージョンは8.4でした。今回は「DVD」を選びました。
チェックサムの確認。一致してますね。
2-3.ブータブルメディアの作成
物理マシンなのでiso形式そのまま放り込み…ができないので、USBメモリにてブートメディアを作成します。
作成に今回はrufusを使いました。
設定は基本デフォルトでDDイメージモードにて作成しました。
3.インストール作業
3-1.~USBブート開始まで
物理マシンにブート用USBメモリを挿して、BIOSでブート順番を一番最初にします。公私に渡ってよくやってるのでお手の物。ODD(光学ドライブ)使わなくなったねえ。
3-2.USBブート開始後~インストール開始まで
ブートが開始されインストーラーが立ち上がってきました。
中身のファイルの破損チェックも兼ねて「Test this media~」を選択しました。
インストーラーの言語を選択します。日本語で。
各種設定していきます。!マークが無くならないとインストール開始できないようです。
「時刻と日付」でタイムゾーンの設定です。日本なのでココ。
「ソフトウェアの選択」でインストールするソフトウェアをチェックします。サーバー用途なのでこんな感じで(後から入れられるし適当)
「インストール先」でHDDの選択をします。RAIDボリュームで認識されてますね。
「ネットワークとホスト名」でネット接続を有効にします。デフォルトは無効になっており、右上のオンオフタブをいじらないと有効にならないです。
全て設定し終えると「インストールの開始」が押せるようになります。では開始!
3-3.インストール開始後
インストール中…。
終了まで待つだけです。HDDだからか、かなり長い。再起動とかはないです。
インストール完了!USBメモリを抜いて再起動してBIOSのブート順番をインストールしたHDDになるように変更します。
ライセンス同意とユーザー作成して無事Rocky Linux起動!!お疲れ様でした~。