横浜539のブログ

技術ブログっぽい雑記。

物理マシンにRocky Linuxをインストールしてみた。

CentOS6.4を入れて運用していた自宅サーバー(ベアボーン)をリニューアルするため、Rocky Linuxを入れてみました。
仮想マシンにインストールしている人は多いけど、物理マシンにインストールしている人はあまりいないので、備忘も兼ねて記事にしました。

1.物理マシン構成

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ベアボーン:SH67H3

・CPU:Pentium G2020T

・メモリ:4GB(2GB×2)

8年前に組んだマシンです。古いですね。2021年のOSは動くかなあ。

 

2.インストール準備

2-1.RAID1の構築

HDD2つあるのでRAID1を組みます。BIOSの「SATA Mode Selection」のモードを「RAID」にします。f:id:YOKOHAMA539:20211004234722j:plain

 

その後、再起動させてBIOS表示中にCtrl+Iを押下してRAID設定に移行しRAID1を組みます。詳しい説明は割愛。

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2-2.OSイメージのダウンロード

Rocky LinuxのサイトよりOSイメージ(iso)をダウンロードします。バージョンは8.4でした。f:id:YOKOHAMA539:20211004232041j:plain今回は「DVD」を選びました。

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チェックサムの確認。一致してますね。

 

2-3.ブータブルメディアの作成

物理マシンなのでiso形式そのまま放り込み…ができないので、USBメモリにてブートメディアを作成します。
作成に今回はrufusを使いました。

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設定は基本デフォルトでDDイメージモードにて作成しました。

 

3.インストール作業

3-1.~USBブート開始まで

物理マシンにブート用USBメモリを挿して、BIOSでブート順番を一番最初にします。公私に渡ってよくやってるのでお手の物。ODD(光学ドライブ)使わなくなったねえ。

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3-2.USBブート開始後~インストール開始まで

ブートが開始されインストーラーが立ち上がってきました。

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中身のファイルの破損チェックも兼ねて「Test this media~」を選択しました。

 

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インストーラーの言語を選択します。日本語で。

 

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各種設定していきます。!マークが無くならないとインストール開始できないようです。

 

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「時刻と日付」でタイムゾーンの設定です。日本なのでココ。

 

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「ソフトウェアの選択」でインストールするソフトウェアをチェックします。サーバー用途なのでこんな感じで(後から入れられるし適当)

 

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「インストール先」でHDDの選択をします。RAIDボリュームで認識されてますね。

 

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「ネットワークとホスト名」でネット接続を有効にします。デフォルトは無効になっており、右上のオンオフタブをいじらないと有効にならないです。

 

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全て設定し終えると「インストールの開始」が押せるようになります。では開始!

 

3-3.インストール開始後

インストール中…。

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終了まで待つだけです。HDDだからか、かなり長い。再起動とかはないです。

 

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インストール完了!USBメモリを抜いて再起動してBIOSのブート順番をインストールしたHDDになるように変更します。

 

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ライセンス同意とユーザー作成して無事Rocky Linux起動!!お疲れ様でした~。