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CCNAを16年ぶりに勉強したTips_その08

CCNAの参考書を読み進めて、あまりよく知らなかった内容や補足を書き記していきます。
第8回目のTipsは以下の4つです。
※各Tipsのエントリは今後の学習で適時増やしていきます。

IPv6 Tips

・ネットワーク部 = サブネットプレフィックス
ホスト部 = インターフェイスID
・:0000:が複数存在してる場合、RFC5952により長い方を省略する。
・2001::/16はインターネット用のアドレス。
・2002::/16は6to4用のアドレス。
・エニーキャストアドレス:複数の機器に同じIPv6アドレスを割り振り、NW的に近い方の機器と通信する。アドレス帯は決められていない。
・RS/RAによるアドレス割り当て = SLAAC
・DHCPv6によるアドレス割り当て:サーバーがアドレス配布状況を把握しているのでステートフル
・SLAACによるアドレス割り当て:Routerがアドレス配布状況を把握していないのでステートレス
・DAD(Duplicate Address Detection):Gratuitous ARP的なNSメッセージ
・リンクローカルアドレスの設定
 自動設定

(config-if)# ipv6 enable


 手動設定

(config-if)# ipv6 address <IPv6アドレス> link-local


・SLAACでアドレス情報を受け取る

(config-if)# ipv6 address autoconfig


・DHCPv6でアドレス情報を受け取る

(config-if)# ipv6 dhcp client pd <prefix名>
//prefix名は下部へアドレスを配布する際のパラメーターとして用いる。

QoS Tips

・CoS値:L2レベルのQoS。3bitで構成される。
 ※IDの具体的な用途:音声→5、ビデオ会議→4
・CoS値は.1Qタグに存在するので、タグなしEthernetフレームにはつかない。
・DSCP:L3レベルのQoS。6bitで構成される。上位3bitはIP Precedenceと互換性がある。
     下位3bitは破棄割合を表す。(値が大きいほど破棄されやすい)
・PHB(Per Hop Behavior):各NW機器毎にQoS処理を行う(⇔RSVP)
・信頼境界 = マーキング値の参照範囲
・SwitchはDefaultマーキングされたフレームがきても信頼度0で扱う。
 ※-if)# mls qos trustコマンドでマーキング値見る。
・Policing:パケットの送受信側で設定できる。
・Shaping:パケットの送信側のみ設定できる。
CCNAで出てくるQueuing:FIFO、PQ、WFQ、CB-WFQ、LLQ

SNMP Tips

SNMPマネージャーは(宛先ポート番号に)UDP161、SNMPエージェントはUDP162番ポートを使用する。
Ciscoは拡張MIBにて管理している。
SNMPポーリング:マネージャーからエージェントに問い合わせ
SNMPトラップ:エージャントからマネージャーへ通知
SNMPインフォーム:エージャントからマネージャーへ通知し、マネージャーからの応答を要求する(応答がなければ再送する)
・Versionの差異

Version1 トラップを扱える
Version2 インフォームを扱える
Version3 USM(Uesr-based Security-Model)を使用した認証ができる。データ部も暗号化される

・(config)# snmp-server enable traps <トラップ対象>コマンドでトラップをインフォームが有効になる。
 ※Version2は以上を設定する。
・Version3の場合、コミュニティではなく。ユーザー名とパスワードによって認証する。
・グループを作成し、さらにユーザーを作成しグループを関連付ける。
・確認コマンド

# show snmp view
# snow snmp user
# show snmp group

Syslog Tips

CiscoのFacilityはLocal7(ID:23)
 ※SyslogのIDがRFCで決まっている。詳しくはここ
・ログ出力のレベルを指定した際。指定したレベル以下のログが出力される
 例:logging console 3 → 0~3の4種類を出力
・VTYでログ出力
 # terminal monitor
・VTYでログ出力取り消し
 # terminal no monitor
・(config)logging buffered <サイズ・レベル>コマンドは
 0~7を入力するとレベル指定となり、4096以上を入力するとサイズの指定となる。

Router(config)#logging buffered ?
  <0-7>              Logging severity level
  <4096-2147483647>  Logging buffer size
  alerts             Immediate action needed           (severity=1)
  critical           Critical conditions               (severity=2)
  debugging          Debugging messages                (severity=7)
  discriminator      Establish MD-Buffer association
  emergencies        System is unusable                (severity=0)
  errors             Error conditions                  (severity=3)
  filtered           Enable filtered logging
  informational      Informational messages            (severity=6)
  notifications      Normal but significant conditions (severity=5)
  warnings           Warning conditions                (severity=4)
  xml                Enable logging in XML to XML logging buffer
  <cr>

【参考URL】
community.cisco.com

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昔、SNMP周りを先輩と一緒に検証したなー。