横浜539のブログ

技術ブログっぽい雑記。

JUNOSの設定についてまとめてみたTips_04

ノートにまとめていた内容を公式ドキュメントと照らし合わせてまとめ直しました。
今回はRouting周りのTipsです。

Routing Table Tips

・show route コマンドで各種類別のルーティングテーブルが表示される。
種類は以下の通り。

inet.0 IPv4ユニキャストテーブル
inet.1 IPv4マルチキャストテーブル
inet.2 RPFチェック時に使われるIPv4ユニキャストテーブル
inet.3 MPLSのLSP
inet.4 MSDP(Multicast Source Discovery Protocol)によるテーブル情報
inet.6 IPv6ユニキャストテーブル
bgp.l2vpn.0 BGPのL2VPNテーブル
bgp.l3vpn.0 BGPのL3VPNテーブル


・Routing Protocol別のPreference値は以下の通り。低い値ほど優先される。
※某IOSのAD値も記載します。

Direct
(直接接続なNW)
0
Local
(自IF)
0
Static 5 IOS:1
RSVP 7
LDP 9
OSPF(Internal) 10 IOS:110
IS-IS(Level1 Internal) 15 IOS:115(だったような…)
IS-IS(Level2 Internal) 18 IOS:115
RIP 100 IOS:120
PIM 105
Aggregateルート 130
OSPF(External) 150 IOS:110
IS-IS(Level1 External) 160 IOS:115
IS-IS(Level2 External) 165 IOS:115
BGP 170 IOS:20/200
MSDP 175

Static Route Tips

・routing-options配下で設定する。
・Next-Hopが非アクティブになるとエントリが消える。
・Next-Hopを設定する以外にルータ内部で破棄することができる(Null0的な設定ができる)

例
# set routing-options static route 20.20.20.0/24 next-hop 1.1.1.1
> show
 routing-options {
    static {
        route 20.20.20.0/24 next-hop 1.1.1.1;
    }
}

・next-hopオプションは以下の通り。

resolve Next-Hopが同じNWにいなくても到達性がある場合、
アクティブエントリとして登録できる
(IOSの場合は自動で登録される)
reject パケットを破棄する。Host Unreachableを返す
discard パケットを破棄する。Host Unreachableを返さない

Aggregate Route Tips

・設定はスタティックルートとほぼ一緒。routing-options aggtregate配下で設定する。

# set routing-options aggtregate route 20.20.0.0/16
> show
 routing-options {
    aggtregate {
        route 20.20.0.0/16;
    }
}

・集約対象となる個々のルートの内、1つ以上アクティブになっていないとルーティングテーブル上に登録されない。
・DefaultのNext-Hopはreject

【参考URL】
https://www.juniper.net/content/dam/www/assets/additional-resources/jp/ja/static-route.pdf

CCNAを16年ぶりに勉強したTips_その09

CCNAの参考書を読み進めて、あまりよく知らなかった内容や補足を書き記していきます。
第9回目のTipsは以下の3つです。
※各Tipsのエントリは今後の学習で適時増やしていきます。

NTP Tips

UDP 123番ポートを使用する。
・最上位はStratum1。最下位はStratum15。
 (Stratum16のサーバーとは同期することができない)
CCNAはサーバー/クライアント方式のみ出る。
・ntp masterコマンドでのDefault Stratumは8。
・認証機能の設定

(config)# ntp authenticate

認証機能の有効化

(config)# ntp authentication-key <ID> md5 <文字列>

認証鍵(パスワード)の定義

(config)# ntp trusted-key <ID>

使用する認証鍵の定義

(config)# ntp server <IPアドレス> key <ID>

クライアント側でのサーバー同期先と認証鍵の定義

・確認コマンド

# show ntp status
# show ntp associations
//statusの方が詳しい情報が見られる

CDP Tips

・宛先MACアドレスは01:00:CC:CC:CC:CC。
・60秒毎に送信する。
・得られた情報は180秒間保持する。
・Default有効。機器全体で有効/無効とInerface単位で有効/無効にできる。
・確認コマンド

# show cdp     //機器全体の送信間隔とか
# show cdp interface     //IF毎の送信間隔とか
# show cdp neighbors     //隣接機器の要約情報
# show cdp neighbors detail    //隣接機器の詳細情報
# show cdp entry*     //show cdp neighbors detail と一緒

LLDP Tips

・宛先MACアドレスは01:80:C2:00:00:0E。
・30秒毎に送信する。
・得られた情報は120秒間保持する。
・Default無効。機器全体で有効/無効とInerface単位で有効/無効にできる。

(config) # lldp run

LLDPの有効化

(config-if) # lldp transit

LLDPフレームを送信する

(config-if) # lldp receive

LLDPフレームを受信する

(config) # lldp timer <秒>

送信間隔の変更

(config) # lldp holdtimer <秒>

保持する時間の変更


・有効/無効を繰り返すたび、LDPの初期化処理が実行される。そのため、再初期化の遅延時間がDefalut2秒に設定されている。

(config) # lldp reinit

再初期化時の遅延時間の変更


・LLDPはホスト名やポート番号などの情報の属性をTLV(Type, Length, Value)を呼ぶ。Defaultでは全てのTLVを送信する。

(config)# lldp tlv-select <TLV名>

送信するTLVの変更


・確認コマンド

# show lldp     //機器全体の送信間隔とか
# show lldp neighbors     //隣接機器の要約情報
# show lldp neighbors detail    //隣接機器の詳細情報
# show lldp entry*     //show cdp neighbors detail と一緒

___
CDPとLLDPは似てますねー。

参考URL
www.cisco.com
https://www.cisco.com/c/ja_jp/td/docs/wireless/access_point/atnms-ap-82/configuration/guide/cg-82-book/cg-chap-LLDP.pdf

JUNOSの設定についてまとめてみたTips_03

ノートにまとめていた内容を公式ドキュメントと照らし合わせてまとめ直しました。
今回は初期設定とInterface周りのTipsです。

初期設定 Tips

・editコマンドにて各階層へ移動する。upコマンドで一つ上の階層へ移動する。topコマンドで最上位の階層へ移動する。
・setコマンドにてCandidate Configurationを変更する(commitするまでアクティブにならない)

例
> configure
[edit]
# edit interfaces ge-0/0/0
[edit interfaces ge-0/0/0]
# set description "interface-ge-0/0/0"
[edit interfaces ge-0/0/0]
# top
[edit]
#


最初にパスワード設定しないと他の設定ができない

# set system root-authentication encrypted-password
New password: (パスワード入力)
Retype new password:(パスワード入力)

パスワードの設定。plain-textも選べるけど暗号化されてる方が良いからencrypted-passwordで。

・ホスト名の設定

# set system host-name <ホスト名>


・ユーザの作成

# edit system login user <ユーザー名>

オプションでログインクラスやログインパスワードも設定できる。

・再起動

> request system reboot


・停止

> request system halt

Interface Tips

・Interfaceの番地は[種類] - [FPC] / [PIC] / [ポート番号]で表現される。
 例:fe-2/1/0
・FPC/PIC/ポートのUp/Down

//FPCのUp/Down
> request chassis fpc slot <FPC番号> <online | offline>
//または筐体FPCボタン長押し

//PICのUp/Down
> request chassis pic fpc-slot <FPC番号> pic-slot <PIC番号> <online | offline>
//または筐体PICボタン長押し

//ポートのUp
# delete interfaces <IF番地> disable

//ポートのDown
# set interfaces <IF番地> disable

・種類のlo0はループバック。fxp0、em0は管理用(いわゆるMGMT Port)
・JUNOSの場合、全ての物理Interfaceに論理Interfaceを作成する必要がある。
・L3レベルのアドレスは論理Interface上に付与する。

・各種設定

# set interfaces <IF番地> link-mode <full-duplex | half-duplex>

デュプレックスの設定

# set interfaces <IF番地> speed <値>

速度の設定

# set interfaces <IF番地> unit 0 family inet address <IPv4アドレス(CIDR表記)>

IPv4アドレス付与

# set interfaces <IF番地> unit 0 family inet6 address <IPv6アドレス(CIDR表記)>

IPv6アドレス付与

# set interfaces <IF番地> unit <任意のID> vlan-id <VlanID> family inet address <IPv4アドレス(CIDR表記)>

Vlanタグ付きIPアドレス付与(例はIPv4)。unit IDは好きな数字でもいいけどVlanIDと同一のがわかりやすい

・確認

> show interface terse
//Interfaceの名前、Link状況、IPアドレスが表示される

> show interface traffic
//各IFのトラフィック統計情報が表示される

> show interface <IF番地> extensive
//L2、L3情報とトラフィック統計情報が表示される


参考URL
www.juniper.net

CCNAを16年ぶりに勉強したTips_その08

CCNAの参考書を読み進めて、あまりよく知らなかった内容や補足を書き記していきます。
第8回目のTipsは以下の4つです。
※各Tipsのエントリは今後の学習で適時増やしていきます。

IPv6 Tips

・ネットワーク部 = サブネットプレフィックス
ホスト部 = インターフェイスID
・:0000:が複数存在してる場合、RFC5952により長い方を省略する。
・2001::/16はインターネット用のアドレス。
・2002::/16は6to4用のアドレス。
・エニーキャストアドレス:複数の機器に同じIPv6アドレスを割り振り、NW的に近い方の機器と通信する。アドレス帯は決められていない。
・RS/RAによるアドレス割り当て = SLAAC
・DHCPv6によるアドレス割り当て:サーバーがアドレス配布状況を把握しているのでステートフル
・SLAACによるアドレス割り当て:Routerがアドレス配布状況を把握していないのでステートレス
・DAD(Duplicate Address Detection):Gratuitous ARP的なNSメッセージ
・リンクローカルアドレスの設定
 自動設定

(config-if)# ipv6 enable


 手動設定

(config-if)# ipv6 address <IPv6アドレス> link-local


・SLAACでアドレス情報を受け取る

(config-if)# ipv6 address autoconfig


・DHCPv6でアドレス情報を受け取る

(config-if)# ipv6 dhcp client pd <prefix名>
//prefix名は下部へアドレスを配布する際のパラメーターとして用いる。

QoS Tips

・CoS値:L2レベルのQoS。3bitで構成される。
 ※IDの具体的な用途:音声→5、ビデオ会議→4
・CoS値は.1Qタグに存在するので、タグなしEthernetフレームにはつかない。
・DSCP:L3レベルのQoS。6bitで構成される。上位3bitはIP Precedenceと互換性がある。
     下位3bitは破棄割合を表す。(値が大きいほど破棄されやすい)
・PHB(Per Hop Behavior):各NW機器毎にQoS処理を行う(⇔RSVP)
・信頼境界 = マーキング値の参照範囲
・SwitchはDefaultマーキングされたフレームがきても信頼度0で扱う。
 ※-if)# mls qos trustコマンドでマーキング値見る。
・Policing:パケットの送受信側で設定できる。
・Shaping:パケットの送信側のみ設定できる。
CCNAで出てくるQueuing:FIFO、PQ、WFQ、CB-WFQ、LLQ

SNMP Tips

SNMPマネージャーは(宛先ポート番号に)UDP161、SNMPエージェントはUDP162番ポートを使用する。
Ciscoは拡張MIBにて管理している。
SNMPポーリング:マネージャーからエージェントに問い合わせ
SNMPトラップ:エージャントからマネージャーへ通知
SNMPインフォーム:エージャントからマネージャーへ通知し、マネージャーからの応答を要求する(応答がなければ再送する)
・Versionの差異

Version1 トラップを扱える
Version2 インフォームを扱える
Version3 USM(Uesr-based Security-Model)を使用した認証ができる。データ部も暗号化される

・(config)# snmp-server enable traps <トラップ対象>コマンドでトラップをインフォームが有効になる。
 ※Version2は以上を設定する。
・Version3の場合、コミュニティではなく。ユーザー名とパスワードによって認証する。
・グループを作成し、さらにユーザーを作成しグループを関連付ける。
・確認コマンド

# show snmp view
# snow snmp user
# show snmp group

Syslog Tips

CiscoのFacilityはLocal7(ID:23)
 ※SyslogのIDがRFCで決まっている。詳しくはここ
・ログ出力のレベルを指定した際。指定したレベル以下のログが出力される
 例:logging console 3 → 0~3の4種類を出力
・VTYでログ出力
 # terminal monitor
・VTYでログ出力取り消し
 # terminal no monitor
・(config)logging buffered <サイズ・レベル>コマンドは
 0~7を入力するとレベル指定となり、4096以上を入力するとサイズの指定となる。

Router(config)#logging buffered ?
  <0-7>              Logging severity level
  <4096-2147483647>  Logging buffer size
  alerts             Immediate action needed           (severity=1)
  critical           Critical conditions               (severity=2)
  debugging          Debugging messages                (severity=7)
  discriminator      Establish MD-Buffer association
  emergencies        System is unusable                (severity=0)
  errors             Error conditions                  (severity=3)
  filtered           Enable filtered logging
  informational      Informational messages            (severity=6)
  notifications      Normal but significant conditions (severity=5)
  warnings           Warning conditions                (severity=4)
  xml                Enable logging in XML to XML logging buffer
  <cr>

【参考URL】
community.cisco.com

___
昔、SNMP周りを先輩と一緒に検証したなー。

CCNAを16年ぶりに勉強したTips_その07

CCNAの参考書を読み進めて、あまりよく知らなかった内容や補足を書き記していきます。
第7回目のTipsは以下の4つです。
※各Tipsのエントリは今後の学習で適時増やしていきます。

Etherchannel Tips

・最大8本の物理リンクをまとめられる。
・通信モード(duplex)、速度、VLANを合わせる。
・interface Port-channel X配下で設定すればバンドルしてる物理IFにも反映される。
ネゴシエーションプロトコル

  PAgP LACP
ネゴ能動 desirable active
ネゴ受動 auto passive

・ポートセキュリティや認証ポートはバンドルできない。
・(config)#port-channel load-balance~コマンドにてロードバランシングできる分散アルゴリズム
 送信元、宛先、送信元&宛先がL2(MACアドレス)、L3(IPアドレス)、L4(ポート番号)情報で計9通りある。
 ※使える分散アルゴリズムは機種による。

HSRP Tips

・version1と2が存在する。Defaultは1。
・version1
 -スタンバイグループは0~255の256個作成できる。
 -仮想MACアドレスは00:00:0C:07:AC:xx(00~FFの256個分)
・version2
 -スタンバイグループは0~4095の4096個作成できる。
 -仮想MACアドレスは00:00:0C:9F:Fx:xx(000~FFFの4096個分)
・プライオリティはDefault100。
・パケットの送受信ポートはUDP1685番。
・HelloはDefault3秒毎。
・3台以上ルーターがある場合、Active/Standby以外のルーターはHelloパケットを受け取るだけ(Listen状態)
・StandbyルーターはDefault10秒間Helloを受け取らなかったらActiveへ遷移する。
インターフェイスラッキング設定

(config-if)# standby <グループID> track <インターフェイス名> [プライオリティ減少値]

プライオリティ減少値を省略した場合のDefault値は10。
・確認コマンド

# show standby brief

状態が1行で表示される。

# show standby

仮想MACアドレスやプリエンプト有無など詳細が表示される。

VRRP Tips

・各役割の呼び方はマスタールーター/バックアップルーター
・仮想IPアドレスは実際の割り当てIPアドレスの設定も可能。
・仮想MACアドレスは00:00:5E:00:01:xx。
・プリエンプトがDefault有効。

GLBP Tips

・GLBP = Gateway Load Balancing Protocol
Cisco独自プロトコル
・1つのグループで負荷分散できる。
・グループは1024個まで作成できる。
・仮想IPアドレスは実際に付与されていないアドレスのみ使用可(HSRPと一緒)
・仮想MACアドレスを4つ使用して負荷分散させる。
・仮想MACアドレスは00:07:B4:0x:xx:yy(xxxはグループID、yyは分散用)
・グループ内のルーターからAVG(Active Virtual Gateway)と最大4台のAVF(Active Virtual Forwarder)を選出する。
・1~255のプライオリティが設定でき、最も高い値のルーターAVGとなる。
AVGは仮想IPアドレス宛のARPに対して、異なる仮想MACアドレス(AVF)の応答を返す。
・各クライアントは仮想IPアドレスに対して異なるMACアドレスARPテーブルを保持しているので負荷分散が実現する。
AVGはAVFを兼ねる場合もある。
___
GLBPはほぼ初見。

CCNAを16年ぶりに勉強したTips_その06

CCNAの参考書を読み進めて、あまりよく知らなかった内容や補足を書き記していきます。
第6回目のTipsは以下の2つです。
※各Tipsのエントリは今後の学習で適時増やしていきます。

STP Tips

・ルートスイッチ = ルートブリッジ
・BPDUの宛先MACアドレスは01:80:C2:00:00:00。
・BPDUはHelloタイマーによりDefault2秒間隔で送信される。
・パスコストはショート法とロング法が存在する。Defaultはショート法。

パスコスト ショート法 ロング法
10M(bps) 100 2000000
100M 19 200000
1G 4 20000
10G 2 2000
100G - 200
1T - 20

・ルートポート、指定ポートの選出プロセス
 ①累計パスコストの最も小さい(BPDUを送信する)ポート
 ②送信元ブリッジIDが最も小さいBPDUを受信したポート
 ③送信元ポートIDが最も小さいBPDUを受信したポート
・ブリッジID = ブリッジプライオリティ+MACアドレス
 ブリッジプライオリティのDefaultは32768。
・ブリッジIDの一部はVLAN IDを用いているため、プライオリティは4096の倍数で変更するのがベター。
・ポートID = ポートプライオリティ+ポート番号
 ポートプライオリティのDefaultは128。
ブロッキング→リスニングの最大エージタイマーはDefault20秒(BPDUを20秒受け取らなかったらリスニングへ遷移)
・リスニング、ラーニングの転送遅延タイマーはDefault15秒(リンクアップしてから30秒は通信できない)
・PVST+⇔CST(Common Spanning Tree)
 CST:VLAN構成によらないツリー(1つのインスタンスで構成されている)
・BPDUガード:BPDUを受け取るとErr-Disableにする
・ルートガード:ルートブリッジより小さいブリッジIDのBPDUが来たらroot-inconsistentにする(ポートがブロッキング状態になる)
・(config)#配下でBPDUガードを有効にするとPortFastが設定されているポートにてBPDUガードが有効になる。
・(config-if)#配下でBPDUガードを有効にすると(PortFast設定有無関係なく)BPDUガードが有効になる。
・(config-if)#spanning-tree ~ costコマンドで変更したパスコストは自身のリンクに影響する(加算されて計算される)
・show spanning-treeの各種情報

Role
Root ルートポート
Desg 指定ポート
Alth 非指定ポート


Type
P2p ポイントツーポイントリンク
Shared 共有リンク(見かけない)
P2p Edge PortFastが設定されている



・パスコスト基準の変更

(config)# spanning-tree pathcost method [short | long]


デバッグ

#debug spanning-tree events

RSTP Tips

・代替ポート = ルートポートの予備
・バックアップポート = 指定ポートの予備
・STPは障害時、ルートブリッジ経由でトポロジー情報変更が通知されるのに対し、RSTPは各スイッチ間でやり取りしてポートの役割を決定する。
・プロポーサルとアグリーメントというBPDUにてコンバージェンスする。
・PortFastの設定を行ったポート = エッジポート(⇔非エッジポート)

___
スパツリは習熟のしにくさNo.1の技術だと思う…。

CCNAを16年ぶりに勉強したTips_その05

CCNAの参考書を読み進めて、あまりよく知らなかった内容や補足を書き記していきます。
第5回目のTipsは以下の3つです。
※各Tipsのエントリは今後の学習で適時増やしていきます。

VLAN Tips

・ポートベースVLAN = スタティックVLAN (対義語:ダイナミックVLAN)
・ISLカプセル化で30byte増える(ヘッダー26byte、FCS4byte)
・.1Qタグは4byteであり、Etherフレームの最大長は1522(1518+4)byteとなる。
・ネイティブVLANはCDPで通知する。そのため不一致の場合は%CDP-4-NVLANMISMATCH:で表示される。
・dynamic desirableなポートは対向の静的モードにも合わせる。
 (trunkならtrunkとなり、accessならaccessとなる)
・dynamic autoも同様。これは、静的なtrunkポートもDTPフレームを送信するため。
DTPフレームの宛先MACアドレスは01:00:0C:CC:CC:CC。
DTPフレームの送信停止

 -if)#switchport nonegotiate


・VLAN ID 1~1005までVLANデータベースに保存される。
 ※vlan.datに書き込まれるので、消去する際はconfigとは別にdelete vlan.datコマンドで消去する。
・VLAN ID 1006~4094まではrunning- configに保存される。
・物理ポート単位でのVLAN 割り当て状況はshow interfaces statusコマンドで確認できる。
 ※(show ip interfaceの)briefとごっちゃになるけど「"S"witchで用いるから"s"tatusのほう」で覚えてた。
・音声VLANはaccessポートに設定する。
 ※VLANタグ乗るけど大丈夫らしい
・音声VLANの定義

 -if)# switchport voice vlan [VLAN ID]

 上位のtrunkポートに該当VLAN IDを許可しておく。 

VTP Tips

・VTPによる同期情報はMulticastで広報される。宛先MACアドレスは01:00:0C:CC:CC:CC(DTP、CDPと一緒)
・トランスペアレントモードの特徴
 -リビジョン番号は0固定
 -(サーバーモードと同期はしないが)同期情報は転送する
 -拡張VLAN(ID 1006~4095)を作成できる
・VTP Version3にて拡張VLAN情報も広報できる。

VLAN間ルーティング Tips

・スイッチ~ルーター間で1本の通信線でむすばれている構成をRouter on a Stickと呼ぶ。

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delete vlan.datせずに渡してよく怒られてたわ…。