横浜539のブログ

技術ブログっぽい雑記。

CCNAを16年ぶりに勉強したTips_その09

CCNAの参考書を読み進めて、あまりよく知らなかった内容や補足を書き記していきます。
第9回目のTipsは以下の3つです。
※各Tipsのエントリは今後の学習で適時増やしていきます。

NTP Tips

UDP 123番ポートを使用する。
・最上位はStratum1。最下位はStratum15。
 (Stratum16のサーバーとは同期することができない)
CCNAはサーバー/クライアント方式のみ出る。
・ntp masterコマンドでのDefault Stratumは8。
・認証機能の設定

(config)# ntp authenticate

認証機能の有効化

(config)# ntp authentication-key <ID> md5 <文字列>

認証鍵(パスワード)の定義

(config)# ntp trusted-key <ID>

使用する認証鍵の定義

(config)# ntp server <IPアドレス> key <ID>

クライアント側でのサーバー同期先と認証鍵の定義

・確認コマンド

# show ntp status
# show ntp associations
//statusの方が詳しい情報が見られる

CDP Tips

・宛先MACアドレスは01:00:CC:CC:CC:CC。
・60秒毎に送信する。
・得られた情報は180秒間保持する。
・Default有効。機器全体で有効/無効とInerface単位で有効/無効にできる。
・確認コマンド

# show cdp     //機器全体の送信間隔とか
# show cdp interface     //IF毎の送信間隔とか
# show cdp neighbors     //隣接機器の要約情報
# show cdp neighbors detail    //隣接機器の詳細情報
# show cdp entry*     //show cdp neighbors detail と一緒

LLDP Tips

・宛先MACアドレスは01:80:C2:00:00:0E。
・30秒毎に送信する。
・得られた情報は120秒間保持する。
・Default無効。機器全体で有効/無効とInerface単位で有効/無効にできる。

(config) # lldp run

LLDPの有効化

(config-if) # lldp transit

LLDPフレームを送信する

(config-if) # lldp receive

LLDPフレームを受信する

(config) # lldp timer <秒>

送信間隔の変更

(config) # lldp holdtimer <秒>

保持する時間の変更


・有効/無効を繰り返すたび、LDPの初期化処理が実行される。そのため、再初期化の遅延時間がDefalut2秒に設定されている。

(config) # lldp reinit

再初期化時の遅延時間の変更


・LLDPはホスト名やポート番号などの情報の属性をTLV(Type, Length, Value)を呼ぶ。Defaultでは全てのTLVを送信する。

(config)# lldp tlv-select <TLV名>

送信するTLVの変更


・確認コマンド

# show lldp     //機器全体の送信間隔とか
# show lldp neighbors     //隣接機器の要約情報
# show lldp neighbors detail    //隣接機器の詳細情報
# show lldp entry*     //show cdp neighbors detail と一緒

___
CDPとLLDPは似てますねー。

参考URL
www.cisco.com
https://www.cisco.com/c/ja_jp/td/docs/wireless/access_point/atnms-ap-82/configuration/guide/cg-82-book/cg-chap-LLDP.pdf